副業の始め方、会社員がはじめての副業で選びやすい職種と進め方を整理する

副業・フリーランス入門

副業を始めたいけれど、何から手をつければいいか分からない。そんな会社員に向けて、はじめての副業で選びやすい職種と進め方を、公開されている情報をもとに整理します。

副業を始める前に確認しておくこと

まず就業規則を確認する

副業を始める前に、自社の就業規則で副業が禁止されていないか確認することが必須です。副業を禁止している企業も一定数存在しており、無断で始めると懲戒処分の対象になる場合があります。

一方、企業の副業容認率は64.3%(パーソル総合研究所「第四回 副業の実態・意識に関する定量調査」2025年10月発表)と過去最高を更新しており、副業OKの企業は年々増加傾向にあります。副業禁止の企業に勤めている場合は、まず上司や人事への確認・相談を検討することが推奨されます。

確定申告が必要になるケースを把握する

副業収入が年間20万円を超える場合、確定申告が必要です。また住民税の増額で副業が会社にバレるリスクがあるため、確定申告の際に副業分の住民税を「普通徴収」に切り替えることが対応策として挙げられています。

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副業の選び方:3つの基準

副業選びで迷いやすい理由は、選択肢が多すぎることにあります。以下の3つの基準で絞り込むと判断しやすくなるとされています。

① 今のスキル・経験が活かせるか

ゼロから学んで始める副業より、現職で培ったスキルをそのまま使える副業の方が、早期に収入につながりやすいとされています。IT・Web・営業・マーケティング・ライティングなどの経験があれば、それを活かせる副業を最初の選択肢にするのが効率的とされています。

② 初期費用がかからないか

副業はあくまで「プラスの収入」を得るものです。大きな初期投資が必要な副業はリスクが高いとされています。基本的にパソコン1台・スマートフォン1台で始められるものを選ぶことが推奨されています。

③ 本業の時間・エネルギーを圧迫しないか

会社員は平日の昼間が拘束されます。週末・夜間にコツコツ積み上げられる仕事かどうか、納期が厳しすぎないかを確認することが重要とされています。本業のパフォーマンスに影響が出ると、副業の継続自体が難しくなるとされています。

はじめての副業で選びやすい職種

① Webライティング・コンテンツ制作

企業ブログや情報サイトの記事を執筆する仕事です。文章を書くことへの抵抗がない方であれば、スキルゼロからでも始めやすいとされています。クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで案件を獲得しやすく、SEO知識を積み上げることで単価アップにもつながるとされています。

② Webデザイン・バナー制作

企業のバナー広告やSNS画像などを制作する仕事です。AdobeツールやFigmaなどのデザインツールを使いこなせれば、クラウドソーシングや直接受注で案件を獲得しやすいとされています。現職でデザインに関わっている方は特に活かしやすいとされています。

③ プログラミング・Web制作

Webサイト制作や業務ツールの開発を受注する仕事です。現職でエンジニア・プログラマーとして働いている方は、既存のスキルをそのまま副業に活用しやすいとされています。クラウドソーシングから始め、実績を積んでから直接受注に移行するという進め方が一般的とされています。

④ 動画編集

YouTubeやSNS向けの動画を編集する仕事です。動画コンテンツの需要は拡大傾向にあるとされており、2026年現在も案件数が増えているとされています。最初の数ヶ月は学習期間になりますが、スキルが身についてからの単価は比較的高めとされています。

⑤ Webマーケティング支援

SEO対策・SNS運用・広告運用などを支援する仕事です。現職でマーケティング業務に関わっている方は、自社で使っているスキルをそのまま副業に活用しやすいとされています。企業の公式SNS運用代行やリスティング広告の運用代行なども需要が一定数あるとされています。

⑥ コンサルティング・アドバイザー

自分の専門知識・業界経験をもとに企業や個人にアドバイスを提供する仕事です。営業・人事・経理・法務などの専門職経験がある方や、特定の業界に精通している方に向いているとされています。ビザスクなどのスポットコンサルサービスを通じて案件を獲得する方法が一般的とされています。

職種別:始めやすさと収入の目安

職種 始めやすさ 必要なスキル 収入が安定するまで
Webライティング 始めやすい 文章力・情報収集力 比較的早い
Webデザイン やや時間がかかる デザインツール(Adobe・Figma等) 数ヶ月程度
プログラミング 経験者はすぐ始められる プログラミング実務経験 早い(経験者の場合)
動画編集 学習期間が必要 動画編集ソフト・センス 数ヶ月程度
Webマーケティング 経験者はすぐ始められる SEO・広告・SNS運用経験 早い(経験者の場合)
コンサルティング 人脈・実績が必要 専門知識・業界経験 人脈次第で変動

留意点:副業の収入は職種・稼働時間・スキルレベル・案件の獲得状況によって大きく変動します。上記はあくまでも一般的な傾向の整理であり、個人の状況によって異なります。

副業案件の探し方

① クラウドソーシング(初心者向け)

クラウドワークス・ランサーズは、副業初心者が案件を探すのに最もアクセスしやすいプラットフォームとされています。単価は低めになりやすいですが、実績を積む場として活用できます。

② 人脈・紹介経由

現職の取引先や業界知人から案件を紹介してもらう方法です。信頼関係があるため交渉がスムーズになりやすく、単価も比較的高めになる傾向があるとされています。

③ SNS・技術発信経由

X(旧Twitter)やZenn・noteなどで自分のスキル・知識を発信することで、問い合わせが来るパターンです。軌道に乗るまでに時間がかかりますが、長期的に見ると安定した案件獲得につながりやすいとされています。

④ フリーランスエージェント(ITエンジニア向け)

ITエンジニアの場合、副業や週2から3日の案件を扱うフリーランスエージェントも選択肢になります。単価が比較的高く、案件の質も安定しやすいとされています。

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まとめ

はじめての副業は、今のスキルが活かせる・初期費用がかからない・本業を圧迫しないの3つを基準に選ぶのが現実的です。まずは就業規則を確認した上で、クラウドソーシングで小さく始め、実績を積みながら単価を上げていくという進め方が無理なく継続しやすいとされています。

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