転職面接で副業のことを正直に話すべきか、副業が転職理由のひとつである場合どう伝えればいいか。本記事では、副業経験者が転職面接で直面しやすいこの判断について、一般的な考え方と回答例を整理します。
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副業について面接でどう扱うべきか
副業を正直に伝えることが望ましいとされるケースが多いとされています。隠す必要性自体が薄れているという見方が一般的になりつつあります。
2018年の厚生労働省によるガイドライン改定以降、副業を認める企業は増加傾向にあり、「副業は特別なこと」という捉え方は変化しているとされています。面接官も副業経験者への対応に慣れている場合が多く、伝え方次第で好印象につながる可能性があります。
💡 留意点:応募先企業が副業禁止の場合、転職後も副業を続けたいなら事前確認が必須とされます。副業禁止の企業に「副業を続けたい」と伝えると採用に不利に働く可能性があるため、まず求人票で副業可否を確認することが推奨されます。
副業を転職理由にする場合の3つのパターン
副業が転職に関係するケースは主に3つに分類できます。それぞれ伝え方の傾向が異なります。
パターン1:副業で得たスキルを本業に活かしたい
比較的ポジティブに伝えやすいパターンとされています。副業経験をスキルアップの証として位置づけられます。
回答例:
「副業でWebマーケティングの実務経験を積む中で、より大きな予算・規模でマーケティングに取り組みたいという気持ちが強くなりました。御社の事業規模であれば、副業で培った知識をより大きな成果につなげられると考え、転職を決意しました。」
パターン2:転職後も副業を続けたい
慎重な伝え方が必要なパターンとされています。副業禁止の企業には伝えない方が良いとされますが、副業OKの企業には正直に伝えることでミスマッチを防げるという考え方があります。
回答例(副業OK企業向け):
「現在、本業の傍らWebサイト運営を副業として行っています。本業に支障をきたさない範囲で続けたいと考えています。御社は副業を認めていただいていると求人票で拝見しましたが、入社後も継続することは可能でしょうか。」
パターン3:副業収入が不安定だったため正社員に戻りたい
そのまま伝えると「稼げなくなったから来た」と受け取られる可能性があるとされ、前向きな言い換えが推奨されます。
避けた方が良いとされる表現:
「副業の収入が安定しなかったので、正社員として安定した収入を得たいと思いました。」
言い換えの例:
「副業・フリーランスとして自律的に仕事を進める経験を積んできました。その中でチームで大きなプロジェクトに取り組む働き方への魅力を感じるようになり、正社員として組織の中で貢献したいと考えるようになりました。」
面接での回答例の比較
| 避けた方が良いとされる表現 | 言い換えの方向性 |
|---|---|
| 「副業が忙しくて本業がおろそかになっていました」 | 「副業と本業の両立を通じて、時間管理・優先順位づけのスキルが身につきました」 |
| 「副業で稼げなくなったので転職します」 | 「副業経験を通じて、組織の中でチームとして働く価値を再認識しました」 |
| 「副業を続けたいので週4勤務や在宅勤務が希望です」(唐突に伝える) | 「自律的な働き方を大切にしており、成果で評価していただける環境を希望しています」(信頼を築いた上で条件を伝える) |
| 「副業のことは聞かれるまで言わなくていいか」と判断する | 副業を続けたい場合は早めに確認する方が、入社後のトラブルを避けやすいとされる |
副業を履歴書・職務経歴書に記載するかの判断基準
副業経験を書類に記載するかどうかは、以下の基準で判断する考え方があります。
| 状況 | 記載の方向性 |
|---|---|
| 確定申告が必要なレベルの収入がある | 記載を検討(職歴欄とは別に補足として記載) |
| 応募職種に関連するスキルを副業で得た | 積極的に記載する方向性が有効 |
| 雑収入レベルの小額副業 | 記載不要とされる場合が多い |
| 副業禁止の企業に応募する場合 | 記載しない(そもそも副業OKの企業に絞って応募する考え方もある) |
転職先を選ぶ際のポイント
① 副業OKの企業に絞って応募する
副業を続けたい場合、最初から副業OKの企業に絞って転職活動をすることが推奨されます。副業禁止の企業に入社してから交渉するのは難しく、トラブルの原因になりやすいとされます。dodaの「副業OK」フィルタを使うことで効率的に検索できます。
② 副業可否を確認するタイミング
副業の可否は面接の最後「何かご質問はありますか?」のタイミングで確認することが自然とされています。面接の冒頭で聞くと「副業目当てで来た」という印象につながる可能性があります。
確認の仕方の例:
「御社の副業・兼業に関するポリシーについて確認させてください。現在、本業に支障をきたさない範囲でWebサイト運営を行っていますが、入社後も継続することは可能でしょうか。」
副業経験者の転職に対応したサービス
副業経験をどうアピールするか、どの企業なら副業OKかなど、一人で判断するのが難しい場合は転職エージェントの活用が選択肢になります。
1. doda(副業OK企業を専用フィルタで検索できる)
「副業OK」フィルタで絞り込むことで、転職後も副業を続けられる企業を検索できる仕様です。
2. リクルートエージェント(面接対策のサポートが用意されている)
副業経験の伝え方・職務経歴書の書き方をキャリアアドバイザーと一緒に準備できる体制があります。副業経験者特有の質問への回答準備もサポート対象になっています。
まとめ
副業のことは正直に伝える方向性が一般的に推奨されています。ただし伝え方が重要で、前向きな言葉に変換することが好印象に近づきやすいとされています。最初から副業OKの企業に絞って応募することが、トラブルの少ない転職戦略になり得ます。
まずはdodaで「副業OK」の求人を確認しながら、リクルートエージェントで面接対策を進める組み合わせが効率的とされています。
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